No.187

袋に入った仏

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LYRICS




あの子は仏になったよ

私にとっても
あの人にとっても
望まれた子供じゃなかった
分かるでしょ?

望まれず生まれても
悲しい人生になるのよ
私がそうだった
だから同じ思いはさせたくなかった

おろそうと思ったよ当時は
でもあの人が欲しいって
ううん、ウソじゃないよ
その時はそう言っていたんだもの

そう言われたら産みますよ
好きな人の子供だもの
産まれてから彼は
家に全然寄り付かなくなったわ

よなきが聞こえるたびに
うるせえなぁと怒りだし
家を出ていってしまう
欲しいって言うのは

ねえ?ウソだったの?

よなきする赤ちゃんと
夜中にオロオロするワタシ
こんなはずじゃなかった
そんな気持ちが芽生えて

この子がいるから
この子がいるから
この子がいるから
この子がいるから

この子がいるから
この子がいるから
この子がいるから
この子がいるから

お前さえ居なければ
お前さえ居なければ
お前さえ居なければ
お前さえ居なければ

お前さえ居なければ
お前さえ居なければ
お前さえ居なければ
お前さえ居なければ

ねえ、ワタシを捨てないで
お願いだから
なんでもしますから
この子が邪魔ですか?

そうしたら前みたいに
ワタシを抱いてくれますか
ねえ、お願いだからぁぁ
冷たくしないでよぉ

濡れたタオルを手に取って
赤ちゃんの顔に乗せて
両手で押さえつけた
やがて動かなくなった

これでまたワタシは愛される
そうなのよ、ワタシは愛されるべき
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ

動かなくなった仏さま
ゴミ袋に入れて
燃えるゴミの日に出しました

ワタシは、ばちあたりなオンナです
それでも愛されたい
仏さま
ごめんなさい



🌐 **テーマ分析**
望まれぬ妊娠、孤独な育児、そして愛への執着から狂気へと至る女性の心理崩壊を描いた、戦慄のサイコ・ホラー的ナラティブです。赤ちゃんの「よなき」を、自分を愛してくれない男の象徴として憎み、排除することで再び愛を得ようとする倒錯した論理が、極めて静かに、かつ凄惨に綴られています。ゴミ袋に捨てられた「仏さま」への謝罪と、それでも「愛されたい」と願う業の深さが、聴き手の倫理観を激しく揺さぶります。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「この子がいるから」という執着が、徐々に「お前さえ居なければ」という憎悪へと反転していく反復表現が、狂気への階段を一段ずつ登るような恐怖を演出します。また、凄惨な犯行の後に唱えられる「なむあみだぶつ」という祈りの言葉が、神聖さと冒涜さを同時に際立たせ、救いようのない孤独を浮き彫りにしています。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「ワタシは、ばちあたりなオンナです それでも愛されたい」**
最悪の罪を犯した自覚がありながらも、なお「愛」という根源的な飢えを止められない人間の悲しき本能。本作の救いなきテーマを象徴する、最も残酷で切ない独白です。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI