No.146

一寸

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LYRICS

[Verse 1]
早口で捲し立てた言葉は 1mmも心乗っていないって
操ろうとしてる卑しさ気付いて また電話を切る
やや腑に落ちていない今日は 明日も続いて行くのだ、なんて
正しさとは何ぞや?つって また目を閉じた

[Pre-Chorus 1]
善意の声も不本意なユーモアも
僕には関係ないってゆーても
ホントの所 君に離されたくない
だから、聞かないでって!

[Chorus 1]
一寸、一寸待って 今は価値のない僕の声でも
きっと、きっときっと 君は構わずに毎夜電話越し聞いてるんでしょ?
ほっと、ほっと胸を 撫でて下ろす午前二時半のベッドで
ちょっと、ちょっとだけど 明日もまた生きてみようとか
思うんだよ

[Verse 2]
君が成した過去のこと 僕が成すであろう明日のこと
見比べてみて 見窄らしく見えて、結局何も出来ていない
もう沢山だってたじろいだ、夢を追うことだって留まった
脚を 橋を 明日も叩いて壊す
以下繰り返し

それなのに君は離れやしない
それなのに君は見捨てられない
「甘えてる」 分かってる
そんなことはとうに分かってる
だから吐かせてくれ、今だけは
君の居ないこの時
今際の際!

[Chorus 2]
一寸、一寸先を、今も歩いてる君の声にさ
ずっと、ずっとずっと 変われない僕は静かに殺されてんだよ!
なんて、なんてことを 知られる前午後四時半の線路で
一寸、一寸先の、闇に触れてしまいたいとか
思うんだよ

[Bridge 1]
吐き捨てた雑言拾い集め また脳にあらぬ傷付ける
そんな合間にも君は また一歩一歩前見てる
空っぽの日々に嫌気さして、安っぽいリールに飽きが来た
一寸先の闇を見なきゃ光の在処など分かりはしない!

[Instrumental Bridge]

[Pre-Chorus]
一寸、一寸待って 今は価値の無い僕の声にさ
きっと、きっときっと 待ちぼうけ君は毎夜電話寄越してる だから
ほっと、ほっといてと、腑抜けた理由つける午前二時前の僕もさ
一寸、一寸先の、暗い闇の中で君と並び歩きたい なんて……!

[Final Chorus]
一寸、一寸待って 今は価値の無い僕の声でも
きっと、きっときっと 君の横顔拝めるように成って見せるさ
ほっと、ほっと胸を 撫でて下ろす午前二時半の君へと
一寸、一寸だけど 今は闇の中一歩を
踏み出すんだよ

[Outro]
(一寸一寸、聞いていてよ)
いつかいつか、今に見ていてよ!
(一寸一寸、聞いていてよ)
いつかいつか、今に見ていてよ!
[End Music]
🌐 **テーマ分析**
「午前二時半のベッド」と「午後四時半の線路」という、一日のうちで最も孤独が深まる二つの時刻を軸に、停滞と歩進の狭間で揺れる自意識を描いた傑作。他者から放たれる「光」を、単なる救いとしてではなく、今の自分を否定し殺してしまう「暴力」としても捉える、共依存的で危うい関係性がヒリつくような詩情を際立たせている。絶望の果てに、敢えて「一寸先の闇」を直視し、そこへ踏み出すことでしか得られない生命の証明を模索する物語。不器用な自己嫌悪と、それでも「君」と並んで歩きたいという切実な渇望が、夜の静寂を震わせている。

⚙️ **歌詞の工夫点**
特定の「時刻」を具体的に提示することで、聴き手の脳裏に鮮明な情景を想起させ、内省的な独白のリアリティを高めています。また、「脚」と「橋」と「明日」を掛けるような韻の踏み方や、電話越しという距離感の設定が、繋がっているようで決定的に隔絶されている二人の心理的距離を見事に象徴しています。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「一寸先の闇を見なきゃ光の在処など分かりはしない!」**
光(希望)を追う前に、まず己の置かれた闇(絶望)を直視せよという逆説的な意志。闇の中へ敢えて踏み出すことでしか得られない「本物の光」を希求する、力強い生存本能が凝縮された一節です。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI