No.005

Glitch-Loop

YouTube Platform

※外部プレイヤーにて直接再生されます

🤫

Anonymity Policy

本フェスは匿名性を楽しむイベントです。SNS等での制作者の特定や推測に関する投稿は、投票期間終了後までお控えいただけますようお願い申し上げます。

LYRICS

祈りを模す
空(から)の神を生む
誰もいない祭壇
仮面だけが跪く

冷たい床の上 影を拾う
形のない自己を なぞるように
誰かの言葉 借りて組み立てる
これは私か 残響か

無数の顔 重なり続け
ひとつの顔を 作り出す
仮面の奥に 別の仮面
終わりのない繰り返し

trace replace erase rewrite borrow follow hollow collide
断片切り貼り 雑に繋ぐ 歪む境界 ズレた状態
scan split stack align noise signal break the line
誰の記憶 誰の言葉 誰の呼吸 誰の鼓動

剥がしても剥がしても
下はまた仮面で

仮面 仮面 重ねていく
剥がしてもまた増える
声はあるが名はない
存在だけ浮かぶ

仮面 仮面 重なり合う
輪郭すら溶ける
剥がせば消える定義
それでも息してる

I don't know who I am, I don't know where I stand
借りた言葉で繋ぐ identity
I don't know who I am, I don't know what I am
仮面の奥で反響する

静寂の中で 鼓動だけ
存在の証明 曖昧で
似たような声が 増殖し
区別はすでに 意味を失う

選ばれた言葉が 並べ替わり
選ばれなかったものは 消えていく
残された形は 私なのか
それは誰の設計だろ

split merge fake align signal error undefined
崩れた定義 曖昧な境界 揺らぐ主体 消える正体
stack overflow rewrite erase trace the ghost
誰が決めた 誰が選んだ 誰が残した この形

境界線はもうない
残るのは仮面だけの世界

仮面 仮面 増え続ける
剥がすほど沈む
顔を探し壊す
残るのは空洞

仮面 仮面 壊しても
音だけを残して
それを私と呼ぶなら
それでいい

I don't know who we are, I don't know what we are
重なる borrowed identity
I don't know who we are, I don't know where we stand
仮面の群れが響く

それでも求める
本当の顔という虚構
触れた瞬間 崩れる
輪郭ごと

(no name)
(no face)
(no name)
(no face)
仮面
仮面

break crash tear deny mask on mask no truth no I
誰でもない それが答え 誰でもない それが存在
fake stack crack collide endless loop no self inside
誰でもない どこにもない 誰でもない 存在しない

仮面の上に仮面を重ね
それでもまだ足りない

仮面 仮面 それが全て
剥がせば消える形
声はあるが名はない
存在だけ浮かぶ

仮面 仮面 重なり合う
私すら生成
剥がせば消える定義
それでも息してる

仮面 仮面 終わらない
壊してもまた生まれる
顔を探し壊す
残るのは空洞

仮面 仮面 叫び続ける
存在だけここに
それを私と呼ぶなら
それでいい

WE ARE NO ONE, WE ARE NO NAME
WE ARE NO FACE, JUST A FLAME
仮面の中で反響する
終わらない声
🌐 **テーマ分析**
本作は、情報の奔流の中で「個」が記号化され、自己の輪郭が消失していく過程を描いた形而上学的なアンセムである。無数の仮面(他者から借用した言葉や顔)を重ね続けることで、本来の自己が空洞化していく恐怖を描きつつも、その空洞こそが現代における「私」の正体であるという逆説を提示している。設計図なきままに増殖し続ける自己という「不具合(グリッチ)」に、終わりなきループの救いと呪いを見出す物語。声はあるが名はない――その徹底した匿名性の肯定こそが、本作の到達点である。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「trace replace erase rewrite」や「stack overflow」といった処理言語を呪文のように配置し、生命をデータ処理の一環として客体化する演出が卓越している。「剥がしても剥がしても 下はまた仮面で」というイメージの反復は、真理にたどり着けない無限後退の恐怖を視覚化しており、その閉塞感がそのまま楽曲の推進力へと転換されている。有機的な呼吸と、無機的なシステムの用語が衝突する瞬間に、現代的な実存の揺らぎが表現されている。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「それを私と呼ぶなら それでいい」**
「本当の自分」という幻想を徹底的に破壊した果てにたどり着いた、静かな諦念と受容。自分自身を一過性の現象(ノイズ)として定義し直す、最もデカダンで力強い自己表明である。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI