No.085

酔いの悪戯

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Anonymity Policy

本フェスは匿名性を楽しむイベントです。SNS等での制作者の特定や推測に関する投稿は、投票期間終了後までお控えいただけますようお願い申し上げます。

LYRICS

月の皿に 葡萄をひとつ
夜はうすく 笑みをこぼす
君の指先 悪い香り
硝子の街で すれ違う

絹のひだが ひとつ揺れて
秘密はすぐ 裾へ落ちる
さあおいでよ まばたきひとつ
その気ならば 罠でいい

ああ 今夜は
素直じゃない
ああ ほろ酔いで
戻れない

艶やかに 火を貸して
くちびるで 名前を消して

夜の悪戯
ほどけてゆく
夜の悪戯
きみと踊る

甘い嘘なら
今夜だけ
夜の悪戯
それでいい

真珠みたいな 嘘をひとつ
珈琲よりも 苦く飲む
笑いながら 指を噛めば
終電よりも 先へ行く

鏡の前で 少しだけ
きれいな顔を ほどいてみる
誰のものでも ないふりで
誰より僕ら 目立ってる

ああ 今夜は
綺麗すぎる
ああ その目が
危ういね

いたずらに 頬を寄せ
秘密ごと 連れて行け

夜半の悪戯
ほどけてゆく
夜半の悪戯
きみと踊る

甘い嘘なら
今夜だけ
夜半の悪戯
それでいい


少し退廃
でも上等
少し意地悪
でも可愛い

壊れる前の
きらめきで
触れたぶんだけ
遠くなる



夜の悪戯
ほどけてゆく
夜の悪戯
きみと踊る

甘い嘘なら
今夜だけ
夜の悪戯
それでいい

夜の悪戯
まだ足りない
夜の悪戯
帰れない

甘い嘘なら
今夜だけ
酔いの悪戯
それでいい
🌐 **テーマ分析**
月の皿に置かれた葡萄、秘密が落ちる絹、珈琲よりも苦い嘘。本作は、夜の帳の中で繰り広げられる甘美で退廃的な「悪戯(いたずら)」を描いた、大人のためのジャジーで艶やかな情話である。誰のものでもないふりをしながら、硝子の街で視線を絡ませ、終電よりも先へと踏み出す二人。壊れる直前のきらめきの中で、嘘を「真珠」として飲み込み、今夜だけの魔法に酔いしれる。それは、孤独な都会の夜を凌ぐための、刹那的で最高に贅沢な「間違い」を全肯定する物語である。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「艶やかに 火を貸して くちびるで 名前を消して」といった、視覚と触覚が交錯する官能的な描写が、楽曲の色香を極限まで高めている。鏡の前できれいな顔(仮面)をほどき、秘密を連れて行くという一節が、社交的な自己を脱ぎ捨てて本能の共犯者になる快感を演出。「少し退廃 でも上等」という開き直った美学が、倫理を超えた場所にある美しさを肯定。最後、「酔いの悪戯 それでいい」と締めることで、全ての責任を酒と夜に転嫁し、甘い嘘の中に消えていく幕引きが秀逸である。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「艶やかに 火を貸して くちびるで 名前を消して / 少し退廃 でも上等 少し意地悪 でも可愛い」**
(解説)
社会的なアイデンティティ(名前)を接吻で抹消し、二人だけの「名もなき共犯関係」へと沈んでいく。不純で退廃的な時間を「上等」と断じ、一瞬のきらめきのためにすべてを投げ出す潔さが、本作の掲げる匿名性の美学を象徴的に示している。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI