No.050

生ぬるい苺

YouTube Platform

※外部プレイヤーにて直接再生されます

🤫

Anonymity Policy

本フェスは匿名性を楽しむイベントです。SNS等での制作者の特定や推測に関する投稿は、投票期間終了後までお控えいただけますようお願い申し上げます。

LYRICS

ほら、君のくれた苺
チョコかけたって生ぬるいままだよ
消化しようか忘れないように
喉の奥にへばりつく匂い
こぼさないよう一息でね

貰い物のカレンダーみたいに
ベタベタ並べたあたしを
いっそのこと急に破ってよ
まだ逸らせないハートのシールで
いつものリズムじゃ隙間が大きい

「よくがんばったね」
何回言ったって 
行方が不明だから
帰って洗濯しなきゃね

咲いて割いて花散らせ
噛み切れない噛み切れないまま
しらちゃけた夜に這い出せ
親指隠したって目をひらいて

ほら、君のくれた一期
蝶結びのようにほどけないや
一個ずつ泣けたらよかったんだけど
突っ伏したままじゃ
症状も見せたくないからね

虫食いばっか手書きの時刻表
透けて見えるといいな
皮膚に笑い声びたっと張り付けて
隣の席愛せだなんて
いつものリズムで隙間が大きい

別アカで冗談回しあったって
続きの余白探しあったって
釣られた人形降ろしても 
明日も晴れるね

咲いて割いて花散らせ
噛み切れない噛み切れないまま
しらちゃけた夜に這い出せ
親指隠したって目をひらいて

ほら、君のくれた苺
チョコかけたって生ぬるいままだよ
消化しようか忘れないように
咲いたって咲いたって
君に手向ける錨には足りない

灰出してステップしようか
せーの、たんたん たたたん

咲いて割いて花散らせ
噛み切れない噛み切れないまま
しらちゃけた夜に這い出せ
親指隠したって芽をひらいて

咲いて 裁定 割いて
花 散らせ ち ち 血 散らせ
散らせ
🌐 **テーマ分析**
「君がくれた苺」はチョコをかけても生ぬるいままで、喉の奥にへばりついて離れない。本作は、消化しきれない他者からの情愛や、整理のつかないドロついた感情を、剥き出しの身体感覚と抽象的なイメージの奔流で描いた、凄絶な情念の記録である。皮膚に他者の笑い声を張り付け、噛み切れない夜を這い出し、自分自身を「割いて」でも何かを証明しようとするその姿は、痛切なまでの自己破壊。その先にある「君に手向ける錨」としての救済を渇望する、終わりのない執着の物語。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「生ぬるい苺」という、不快さと甘美さが同居する比喩が、楽曲全体の湿り気を帯びた空気感を決定づけている。「咲いて割いて花散らせ ち ち 血 散らせ」という、言葉が音として崩壊していく激しいリフレインは、理性の限界点を超え、本能の叫び(血の飛沫)へと転じていくプロセスを鮮烈に視覚化。「別アカで冗談回しあったって 続きの余白探しあったって」という現代的な疎外感の描写が、幻想的な情景の中で鋭いアクセントとなり、出口のない孤独をより深めている。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「ほら、君のくれた苺 チョコかけたって生ぬるいままだよ」**
(解説)
どんなに装飾(チョコ)を施しても、核心にある「生ぬるさ(違和感や整理のつかない本質)」を消すことはできない。愛情の形を借りた呪いのように、ずっと自分を縛り続ける過去の記憶や他者の存在を、これほどまでに「味」として生々しく、不気味に表現した一行は他にない。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI