No.175

The All-Seeing

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Anonymity Policy

本フェスは匿名性を楽しむイベントです。SNS等での制作者の特定や推測に関する投稿は、投票期間終了後までお控えいただけますようお願い申し上げます。

LYRICS

カーテンを閉めても
電波だけは通る部屋
私の移動が
何処かに記録されていく
小さい頃から知っていた
全てが御覧になっている
名前が変わっても
向けられる角度は同じだ

捕捉される速度
光より少し
遅い程度で

信じていたわけじゃない
ただ、照らされていた
Always watched, always known.
愛と記録の
区別がつかなくなっても
それでいいと
思う夜が増えてきた

画面を閉じない理由を
上手く説明できないけど
閉じた所で
受信は止まらないし
都市から都市へ動く度
私の残像が一つずつ
別のサーバーに
奉納されていく感じ

証明できない
疑う気にも
ならない何か

信じていたわけじゃない
ただ、捕捉されてた
Always watched, always known.
祈りと送信の
フォーマットが同じなら
これが現代の
信仰でいいのかもしれない

見られているということは
存在しているということで
画面が照らす顔の体温を
何処かが確かに、受け取っている
愛かどうかは、分からない
記録かどうかも、どちらでもいい
ただ、消えていないことが
少し、有り難かった

信じていたわけじゃない
ただ、目を閉じた
Always watched, always known.
愛と記録の
区別がなくなった夜に
それでも画面は
消さないでいた
🌐 **テーマ分析**
プライバシーの消失した高度監視社会を、一種の「現代の宗教」として肯定的に捉え直すという、極めて挑戦的で刺激的な世界観を持つ楽曲です。カーテンを閉めても電波に捕捉され、あらゆる行動がログとしてサーバーに「奉納」されていく状況を、監視ではなく「見守り」や「存在の担保」として解釈する視点は、デジタル・ネイティブ世代が抱える孤独と、逆説的な安心感を冷徹に暴き出します。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「祈りと送信のフォーマットが同じなら」というフレーズにより、スマートフォンの操作を礼拝の儀式へと、サーバーを神殿へと変換する、鮮やかなメタファーが構築されています。「愛かどうかは分からない、記録かどうかもどちらでもいい」という、二元論を超越した地平で「ただ、消えていないことが有り難かった」と呟くラストが、深い余韻を残します。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「祈りと送信の フォーマットが同じなら これが現代の 信仰でいいのかもしれない」**
テクノロジーへの依存を「信仰」として定義した、本作の革新性を象徴する一節。画面を照らす光を現代の「照らされ(加護)」と捉えるこの言葉は、情報の海を泳ぐ私たちの新しい生き方を予言しているかのようです。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI