No.022

仕様変更:君が正解

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LYRICS

[Intro, Instrumental]

[Verse 1]
君の笑い、バグ
(ぴ、と)胸が跳ねる
秒針だけが先に行く
私は置いてかれる
予定調和、薄い
掌が冷える
潰れる前に
君へ、寄る

[Pre-Chorus 1]
合わない 合う
合わない 合う
ズレたまま
近いまま
理屈は遅い
身体が先に
「くせ」って言う

[Chorus 1]
心拍ハレーション
君で乱れてく
1秒ごと好きが増える 更新、更新
間違いのコード
鳴ればそれでいい
君となら バグのまま 正しくなる
(更新)
(更新)

[Break]

[Verse 2]
通知、急に鳴る
息が早足
コンビニ前の白で
話が伸びる
いらないことほど
要るみたいに
帰り道だけ
短い

[Pre-Chorus 2]
「またね」→余白
余白→騒音
言えなかった熱が
喉で回る
合わない 合う
合わない 合う
噛むみたいに
癖になる

[Chorus 2]
心拍ハレーション
君で乱れてく
平常値へ戻れない フリーズ、でも生きてる
正解じゃなくて
君がいればいい
不安ごと上書き 残骸も抱く

[post-chorus]
もしも 別なら
眠れてたかな
眠れたとして
それ、私かな

[solo]

[bridge]
思春期の圧
(ずん、ずん)
押しつぶされるくらいなら
君を食べ尽くしてやるわ
噛む/飲む
息する
噛む/飲む
生きる
君を食べ尽くしてやるわ
(私が潰れないために)

[Final Chorus]
心拍ハレーション
君で乱れてく
1秒ごと好きが増える 更新、更新
世界のルールも
仕様変更してさ

[Outro]
君となら きっと バグってていい
君となら ずっと バグってていい
🌐 **テーマ分析**
「バグ」という名の恋。それは世界の整然としたルールを根底から揺るがし、システムの安全圏に安住する自分をスクラップにする。本作は、社会的な「正解」や「予定調和」の掌が冷え切っている現実に対し、君という致命的なエラーと共にあることで初めて「生」の実感を得ようとする、切実で狂気的な情愛を描いている。周囲の圧(思春期の障壁)に押しつぶされる前に、自らバグを肯定し、世界の仕様そのものを力ずくで変更(アップデート)してしまう、独占欲という名の生命エネルギーに満ちた物語である。

⚙️ **歌詞の工夫点**
「1秒ごと好きが増える 更新、更新」というデジタルな比喩を用いながら、一方で「君を食べ尽くしてやるわ」という、本能的で身体的な捕食欲求へと感情が加速していく構成が圧巻である。「『またね』→余白」といったプログラム的な記法が、言葉にできない沈黙の中の、耳を劈くような「葛藤の騒音」を鮮やかに可視化している。また、「間違いのコード 鳴ればそれでいい」という一節が、不完全な音(バグ)こそが真に耳を傾けるべき真実であるとする本作の批評眼を鋭く提示している。

🎤 **注目すべきパンチライン**
**「君となら バグのまま 正しくなる」**
標準的なシステムにおいて「間違い(Error)」とされる現象さえも、二人の特異な関係性の中では唯一の「生存の正解」へと昇華される。既存の正義やロジックによる上書きを拒み、不具合の中にこそ真理を見出す、本作のコンセプトを象徴する決定的名フレーズ。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI