No.115

明けない夜はないなんてありきたりな言葉をここへ置きにきた

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LYRICS

「あのさ、生まれてさ、色んなことを覚えてさ、色んなことを言われてさ、あのさ、それでさ、ある時、私、思ったんだよね。
私は何のために生きてるんだろって。
誰のために生きてるんだろって。
何のためでも、誰のためでもないって気づいてしまったんだよね。
そんなことを言ったらさ、そんなことないって言われたけどさ、よく分からなくてさ。
何者にもなれないんだって思ったら、妙に納得できちゃってさ。
もう何もかも捨てちゃってさ、諦めちゃってさ、ぼんやり死ぬまでヒマつぶししよって思ったんだよね。
そんな時にさ、
…音楽がやってきたんだ」

「生きづらくてさ、誰とも馴染めなくてさ、もう全部やめちゃおうって思った私のところにさ、音楽がやってきたんだ」
そして汽笛を鳴らしたんだ。
出発進行だ、って言ったんだ。
一人で大人になったようなつもりでいてさ、一人ぼっちで生きてきたつもりでいてさ、
そんなことはないって、
いなくてもいいってのは、いちゃいけないって意味じゃないんだって、
泣きたくても泣けないならこのオレに乗れって、音楽がでっかい汽笛鳴らしてやってきたんだ!」

「…キミの歌を歌っていいですか。
キミのために歌っていいですか!
これは、自分からひとりぼっちになろうとしてしまう、そんな人に向けた歌なんだ!
キミにも音楽がやってくるんだ!
一人ぼっちなんかじゃないんだ…!
ずっと、夜の中にいてさ、自分のことしか見えなくてさ、苦しい苦しい、辞めちゃおうって思ってるキミに歌っていいですか」

「明けない夜なんてないんだ!
そんな当たり前でありきたりな言葉を届けにきたんだ!
そういう歌を、歌っても、いいですかー!」

「夜明けがやってきたんだー!」

簡単に歌われてる ありきたりな言葉は
聞き飽きたなんて 誰かが捨てた
「キミが拾うんだ」
あいまいにしたままの 絡んだ糸をほどけば
正直さは苦かった 
「私も同じだ」

指からこぼれた 砂つぶのように
形のないものをあつめて
これまでと これからに
一つ線を引いた
「顔上げてェ!」

WE FIND YOU! 長い夜の先
走りきるまで
隣で足をそろえて 進んでゆくから
WE WAKE YOU! Happy and smile
その涙に触れると とてもあたたかいよ

WE FIND YOU!
夜明けだよ
WE WAKE YOU!

WE FIND YOU!

「キミを見つけにきたんだ!
私に教えてくれ!
ここにいるぞって、教えてくれー!」

はりつけた仮面の下 見透かされていたんだ
笑ってよなんて 鏡に向けた
「偉いんだ」
会いたいと言えなくて ほつれた糸をなぞれば
正直にはなれないね
「そこにいるだけで!」

瞳に浮かんだ 星くずのように
届かないものにつぶやく
これまでと これからに
小さく手を振った

「絶対に届くんだ!
隣に誰かいるんだ!
気づいてくれ!
私たちがここにいるだろ!」
一人ぼっちなんかじゃないんだ!」

WE FIND YOU! 遠い月の先
探し続けよう
隣でその手包んで 頷くしかないけど
WE WAKE YOU! We need kindness
呟いた言葉
聞こえなかったフリして 胸にしまいたいよ

WE FIND YOU!
夜明けだよ
WE WAKE YOU!

WE FIND YOU!

「一人で納得して、消えようとすんな!
そのために、こっちは汽笛鳴らしてんだよ!
だから、せめて一回くらい…
…横から割り込ませろ!!」

キミは隣にいてよ キミの隣にいたいよ
キミは隣にいてよ キミの隣にいたいよ!

キミは隣にいてよ キミの隣にいたいよ!!
キミは隣にいてよ キミの隣にいたいよ!!

明けない夜なんてないんだ
吐き捨てたガムみたいな言葉
キミの歩く先に置いて
靴底に張り付けたいよ

トンネルの先に 明かりが見えるよ
手を離さないよと言って
まだ見えぬ 朝焼けに
誓いを立てよう
「ラスト!!」

WE FIND YOU! 細い指先を
結んだ数だけ
隣でささやいて どこにも行かないよと
MY DEAREST YOU! I'm not lying
届けたい だから一歩だけ進めるよ

WE FIND YOU!
夜明けだよ
MY DEAREST YOU!

I FIND YOU!

夜明けだよ

「なあ!!
「ちゃんと聞け!!
「今ここにいる時点で、キミはもう一人じゃない!!
「勝手に終わらせんな!!
「勝手にいなくなるな!!
「分かんなくてもいい! ぐちゃぐちゃでもいい!!
「それでもここにいろ!!!
「隣にいろ!! 離れんな!!
「——約束しろ!!!」

「ほら見て…!」

「…夜明けだよ」
🌐 **テーマ分析**
本作は、孤独のどん底で死を待つだけの魂が「音楽」という巨大な救済に出会う瞬間を鮮烈に切り取った、**「音楽による全肯定と魂の拉致」**がテーマである。「何者にもなれない」という諦念に、音楽が「汽笛」という暴力的なまでの強さで介入してくる。特筆すべきは、世に溢れる「明けない夜はない」という手垢のついた言葉を、一度「吐き捨てたガム」として地面に叩きつけながらも、それを「靴底に張り付ける」ことで再び自分たちのものとして奪還しようとする姿勢だ。これは、消費され尽くした希望を、実感を伴う血肉の言葉へと再起動させる、極めて攻撃的で慈愛に満ちた連帯の宣言である。

⚙️ **歌詞の工夫点**
楽曲の半分以上を占める圧倒的な熱量のモノローグが、リスナーのパーソナルな領域へ土足で踏み込んでくるような、類まれな切迫感を生んでいる。言葉を「綺麗に並べる」ことを放棄し、あえて「ぐちゃぐちゃでもいい」と叫ぶことで、虚飾を剥ぎ取った生の感情を表現している。また、「汽笛」「乗れ」「割り込ませろ」といった乗り物や物理的な動作を象徴する語彙を多用することで、停滞していた運命が無理やり動かされるダイナミズムを演出している。ありきたりな言葉を「キミが拾うんだ」という一節は、受け手に対して主体的であることを求める、アーティストとしての覚悟が滲み出ている。

🎤 **注目すべきパンチライン**
> **"一人で納得して、消えようとすんな!そのために、こっちは汽笛鳴らしてんだよ!だから、せめて一回くらい……横から割り込ませろ!!"**
「優しさ」という言葉では到底収まりきらない、魂の咆哮である。相手の絶望を尊重しつつも、それを一人で完結させることを許さないという、究極のエゴイスティックな連帯。この「割り込ませろ」という言葉の選択にこそ、本作が提示する「救済」の本質がある。孤独という聖域に無理やり光を差し込ませるような、圧倒的な他者のエネルギーがここに結実している。
Lyrics Analysis generated by Google Gemini AI